日別アーカイブ: 2025年11月4日

あいのベーカリー通信~“おいしい一日”~

皆さんこんにちは!

食パン家あいの更新担当の中西です。

 

 

~“おいしい一日”~

 

 

お客様からよく聞かれる質問のひとつが、

「パン屋さんって、何時から仕込みしてるんですか?👀」

というもの。

レジに立っているときはにこにこ元気な私たちですが、
実はその数時間前から、
お店の中ではすでに“戦い”が始まっています…!🔥

今日は、
**「パン屋の一日」**をテーマに、
どんな流れでパンが焼き上がり、
どんなことを大事にしながら作っているのかを、
できるだけリアルにお話してみたいと思います✨


1. 早朝4:00、まだ外は真っ暗…でもオーブンはフル稼働🌙🔥

街の明かりがまだまばらな時間。
パン屋の一日のスタートは、たいてい 早朝4:00〜5:00 頃です。

「そんな時間から何をしているの?」と思われるかもしれませんが、
やることは山ほどあります💦

  • 生地の発酵チェック

  • 冷蔵庫で一晩寝かせている生地を常温に戻す

  • オーブンの予熱

  • その日の気温・湿度の確認

  • 仕込み表の最終チェック

パンの生地は “生き物”
昨日と同じ配合でも、
今日の温度や湿度によって発酵のスピードが変わります。

「レシピ通りにやればいい」ではなく、
「今日の生地と対話しながら調整していく」

これがパン屋の朝一番の仕事です🍞


2. 生地づくりは「音」と「手触り」で決まる👐🎵

ミキサーに小麦粉・水・酵母・塩・砂糖・バター…
レシピに合わせて材料を入れたら、
スイッチON!⚡

工房には、
ミキサーが生地をこねる「ドドドド…」という音が響きます。

でも、パン作りは
「機械にお任せ」で終わりではありません。

◆ 職人が見ているポイント👀

  • 生地の表面のツヤ

  • ミキサーから上げたときの伸び具合

  • 手に持ったときの重さ

  • 指で軽く押したときの弾力

これらを総合しながら、

「もう少し水分を足そうかな」
「今日は湿度が高いから、こね時間を少し短くしよう」

と微調整をしていきます。

同じ「フランスパンの生地」でも、
季節・天気・粉の状態で微妙に変わるので、
“今日だけのちょうどいいポイント”を探す作業なんです😊


3. 一次発酵…生地を“信じて待つ”時間⏳

こねあがった生地は、大きなボウルや発酵器に入れて
一次発酵へ。

ここで酵母がもぐもぐと糖分を食べて、
二酸化炭素を出しながら生地をふっくらふくらませてくれます。

この時間は、パン屋にとって少しだけホッとできる瞬間でもあり、
同時に “次の段取りを一気に進める時間” でもあります💨

  • 焼き型に油を塗る

  • トッピングの準備(チーズ、お惣菜、クリームなど)🧀

  • サンドイッチ用の具材の仕込み

  • デニッシュ用のバター折り込み準備

  • 焼き上がり時間の逆算

などなど、
工房の中では複数の作業が同時進行で動いています。


4. 分割・ベンチタイム・成形…パンの“顔”が決まる工程😳✨

十分に発酵した生地を触ると、
ふわっとガスを含んだやわらかい感触。

ここから👇

  • 分割(パン一個分に切り分ける)

  • 丸め

  • ベンチタイム(生地を休ませる時間)

  • 成形(形を作る工程)

へと進みます。

ロールパンならくるくると巻き、
バタールなら細長く、
あんぱんなら餡を包み込んで…

この「成形」の工程は、
パンの 見た目と食感を左右する大事なステップです。

きつく巻きすぎると膨らみにくく、
ゆるすぎると形が崩れてしまう。

「ちょうどよくガスを抱えながら、ふっくら焼き上がる形」

をイメージしながら、
手の感覚で整えていきます🥐


5. 二次発酵…“ふっくら”の最終調整💭

成形が終わったら、
パン生地を天板に並べて 二次発酵へ。

ここでは👇

  • 生地が一回りふっくらしているか

  • 表面が乾いていないか

  • 指でそっと押して、ゆっくり戻るか

を確認しながら、
**「オーブンに入れるベストタイミング」**を待ちます。

発酵が進みすぎても、
足りなくても食感が変わってしまうので、
ここは職人の腕の見せどころです😉


6. いよいよ焼成!オーブン前は“現場の最前線”🔥

オーブンを開けるときの、
あの 小麦とバターの香り…🤤

パン屋で働いていて幸せを感じる瞬間のひとつです。

  • フランスパンは高温で一気に

  • 食パンはじっくり時間をかけて

  • デニッシュは層をつぶさないように繊細に

パンの種類ごとに、
温度・時間・蒸気の量を微妙に変えながら焼いていきます。

オーブンの前に立っている職人は、

  • 焼き色

  • 膨らみ具合

  • クープ(切れ込み)の開き方

などを目で追いながら、
「あと1分」「もう30秒」 といった細かい判断を続けています👀


7. 7:30〜8:00、お店に次々と並ぶ焼きたてパンたち🥐🍞🥖

焼き上がったパンは、
少し粗熱をとってから売り場へ。

  • クロワッサン

  • メロンパン

  • 食パン

  • お惣菜パン

  • 菓子パン

トレイに次々と並んでいくと、
店内は一気に “パン屋の顔” になっていきます✨

同時に、

  • サンドイッチの仕上げ

  • レジ前のPOPの設置

  • 試食の準備(状況によって)

  • コーヒーマシンの立ち上げ

など、オープン準備も最終段階へ💨


8. 9:00 オープン!「おはようございます」の声とともに😊

シャッターを開けると同時に、
“いつものお客様”が入ってきてくださることも多いです。

「今日のおすすめはどれ?😄」

と聞かれると、
朝の眠気は吹き飛びます(笑)

  • 焼きたてのタイミングをお伝えしたり

  • 季節限定のパンをご紹介したり

  • 食べ方や保存のコツをお話したり

パンと一緒に「会話」もお届けできるのが、
町のパン屋の楽しさ
だと感じています🍀


9. 午後は「補充」と「仕込み」の同時進行💦

お昼にかけて来店が増えてくると、

  • 惣菜パン

  • サンドイッチ

  • 菓子パン

がどんどん売れていきます。

売れ行きを見ながら、

  • 追加で焼くもの

  • 今日はここまでにして明日に回すもの

を判断しつつ、
裏では 翌日の生地の仕込みも始まっています。

パンは「その日仕込んでその日焼く」だけでなく、

  • 前日から冷蔵発酵させる生地

  • 長時間発酵させて風味を出す生地

などもあるため、
「今日の分」と「明日の準備」を同時に回していく必要があるのです🔄


10. 閉店後も、パン屋の仕事はまだ終わらない🌆

営業が終わると、

  • 残ったパンの整理(フードロス削減の取り組み)

  • 翌日の発注(小麦粉・バター・具材など)

  • 道具や機械の洗浄・メンテナンス

  • 仕込み表の作成

など、やることはたくさんあります。

パン屋の一日は長いです。
でも、

朝一番に焼きあがった食パンを嬉しそうに買ってくださる常連さん
子どもが「このパンが一番好き!」と言ってくれる瞬間

そんな場面に立ち会えるからこそ、
「明日も早起きしよう」と思えるのだと思います😊


11. まとめ:パン屋の一日は、お客様の“朝ごはん”から始まる🍞☀️

  • パン屋の仕事は、早朝から仕込み・発酵・成形・焼成と続く長い一日

  • 生地は毎日状態が違う“生き物”。天候や温度を見ながら微調整している

  • 店頭に並ぶまでには、見えない段取りと細やかな手仕事がぎっしり

  • 「おいしかったよ」「また来るね」のひと言が、何よりのエネルギー源💪

明日の朝、もしパンを手に取る機会があったら、
そのパンの向こう側で動いていた
**「早朝のパン屋の景色」**を
少しだけ思い出してもらえたらうれしいです😊🥐