月別アーカイブ: 2025年11月

あいのベーカリー通信~いつか自分のパン屋を持ちたいあなたへ~

皆さんこんにちは!

食パン家あいの更新担当の中西です。

 

 

~いつか自分のパン屋を持ちたいあなたへ~

 

 

最近、若いお客様や学生さんから

「将来パン屋さんをやってみたいんです!」
「パン教室に通っていて、自分のお店を持つのが夢です✨」

とお話しされることが増えてきました。

パン屋の店主としては、
そんな言葉を聞くと本当にうれしくなります。

ただ同時に、

「パンを焼くのが好き」だけでは続かない部分も、たくさんあるよ…!

ということも、
現実としてお伝えしたい気持ちもあります

今日は、
**「パン屋開業」**というテーマで、

  • うれしいこと

  • 大変なこと

  • 続けるために大事だと思うこと

を、できるだけ正直にお話してみたいと思います


1. 開業前に一番大切なのは「なぜパン屋なのか?」という問い

パン屋を始める理由は人それぞれです。

  • パンを作るのが好きだから

  • 修行先のシェフに憧れたから

  • 自分の味を表現したいから

  • 家族や地元の人に喜んでもらいたいから

どれも素敵な理由です✨

ただ、開業して数年経つと、

  • 早朝の仕込み

  • 仕入れ・経理・人材育成

  • 天候や原材料の高騰による売上の波

など、
**「作る以外の大変さ」**に直面する場面も増えてきます。

そんなとき、

「自分はなぜパン屋をやりたいのか?」

という軸を持っているかどうかで、
踏ん張り方が変わってくると感じています


2. パンを“作る力”と“売る力”は別物

開業前後で、多くのパン職人が感じるギャップ。
それが、

「おいしいパンを作れる=お店がうまくいく」
ではない

という現実です。

パン屋を続けていくには、

  • 原価計算

  • 売価設定

  • 仕入れと在庫管理

  • 売れ筋・死に筋の分析

  • SNSやチラシなどの発信

など、
**「商売の視点」**がどうしても必要になります

「どのパンが何時にどれくらい売れているか」
「どの曜日はどのジャンルがよく出ているか」

を観察しながら、

  • 焼く量を調整したり

  • 新商品を投入するタイミングを考えたり

していくことも、
パン屋の大事な仕事のひとつです


3. それでも“開業してよかった”と思う瞬間たち✨

大変なことも多いパン屋ですが、
続けていると、

「ああ、やっぱりこの仕事でよかったなぁ…」

と思える瞬間が、必ずやってきます。

  • オープン当初から通ってくれているお客様が
    「ここの食パンじゃないと嫌なんです」と言ってくれたとき

  • 小さかった子どもが、
    いつの間にか自分のお小遣いでパンを買いに来てくれるようになったとき

  • お客様が別の人に
    「ここのパン、おいしいから行ってみて」と紹介してくださっていたと知ったとき

パンは“日常の食べ物”だからこそ、
お客様の 生活の一部にそっと入り込んでいける ところがあります。

誰かの朝ごはんであり、
子どものおやつであり、
仕事終わりのちょっとしたご褒美でもある。

そんな場面に、自分のパンがいてくれる。
それは、何ものにも代えがたい喜びです


4. 「続けるため」に必要だと感じる3つのこと✅

パン屋を長く続けるために、
私が個人的に大切だと感じていることが3つあります。

① 完璧を目指しすぎないこと

開業当初は、

  • 全部のパンを最高の状態で出したい

  • 毎日同じ種類・同じラインナップを出したい

と気合が入りすぎて、
自分で自分を追い込んでしまうこともあります

でも実際には、

  • 仕込みの量

  • 人手

  • 体力

には限りがあります。

「今日はこの種類を増やして、代わりにあれをお休みしよう」

といった “引き算”の判断も、
続けていく上ではとても大事です


② 一緒に働く仲間を大切にすること

パン屋は、
店主ひとりの力だけでは回りません。

  • 製造を支えてくれるスタッフ

  • レジや接客をしてくれるスタッフ

  • 早朝から一緒に働いてくれるパートさん

など、
「チーム」としてお店を動かしていく意識が必要になります。

  • 焼き上がり時間の共有

  • 品切れ情報の伝達

  • お客様からの声の共有

など、
ちょっとしたコミュニケーションを積み重ねていくことで、
お店全体の雰囲気もよくなり、
お客様にもそれが伝わっていきます


③ “学び続ける姿勢”を忘れないこと

パンの世界は、

  • 新しい製法

  • 新しい素材

  • トレンド(マリトッツォ、塩パン、発酵バター系など)

が次々と出てきます。

すべてを追いかける必要はありませんが、

  • 他店でパンを買って食べてみる

  • 勉強会や展示会に参加してみる

  • 本やSNSで情報をチェックしてみる

など、
**「自分のパンを客観的に見る視点」**を持ち続けることが、
お店のマンネリ化を防ぐ上でも大切だと感じています


5. これからパン屋を目指す人へ、ちょっとだけ現実的なアドバイス

もし本気でパン屋を開きたいと思っているなら、

  • どこかのベーカリーで製造の経験を積む

  • 接客・レジ・発注も含めて学ばせてもらう

  • 開業したお店の“数字の話”も聞いてみる

ことをおすすめします。

**「パンを焼く技術」**に加えて、

  • 営業時間をどう設定するか

  • どのくらいの家賃・人件費までなら耐えられるか

  • どんな立地・客層を狙うのか

といった **「お店づくりの設計」**も、
ぜひ一緒に考えてみてください


6. まとめ:パン屋の道はラクじゃない。でも、その分“おいしい瞬間”がたくさんある✨

  • パン屋を続けるには、「なぜやりたいのか?」という軸が大切

  • おいしいパンを作れることと、お店を続けられることは別の力

  • それでも、お客様の笑顔や「おいしかった」の一言が何よりの報酬

  • 完璧を求めすぎず、仲間を大切にし、学び続ける姿勢が長く続ける鍵

将来パン屋を目指しているあなたへ。

「パン屋は大変だよ〜」

と脅すつもりはありませんが、
決してキラキラした部分だけではないのも事実です。

それでも、
粉と水と酵母から生まれるパンが好きで、
それを手に取るお客様の笑顔が好きで、
自分の焼いたパンが誰かの一日の一部になることに喜びを感じられるなら——

きっとあなたは、
パン屋という仕事に向いているのだと思います

いつかどこかで、
あなたのパン屋さんの看板を見る日を楽しみにしながら、
私も明日、いつも通り早起きしてパンを焼こうと思います☀️

 

 

あいのベーカリー通信~“小麦・水・塩・酵母”からできている?~

皆さんこんにちは!

食パン家あいの更新担当の中西です。

 

 

~“小麦・水・塩・酵母”からできている?~

 

 

パン屋をしていると、お客様から

「ここのパン、なんでこんなに香りがいいんですか?」
「小麦粉って、どれを使うかでそんなに違うんですか?」

と質問されることがよくあります。

パンは一見シンプルな食べ物ですが、
素材の選び方ひとつで味も香りも食感も大きく変わる
とても奥深い世界なんです

今日は、
私たちのパンづくりのベースにある
**「素材へのこだわり」**について、少しだけ専門的なお話も交えながらご紹介します✨


1. パンの主役、小麦粉の“個性”

パンの基本材料は、

  • 小麦粉

  • 酵母

と、とてもシンプル。

だからこそ、
小麦粉の選び方がパンの性格を左右すると言っても過言ではありません。

◆ タンパク量で変わる“もっちり・ふんわり・ずっしり”

小麦粉には、
タンパク質の量(=グルテンの量)が違うさまざまな種類があります。

  • 食パンやバゲット:強力粉(タンパク多め)

  • 菓子パン・ソフトなパン:中力粉〜準強力粉

  • サクサクしたお菓子:薄力粉

同じパン屋でも、

  • 食パン用

  • バゲット用

  • 菓子パン用

と、用途ごとに粉を使い分けていることが多いです

「この食パンはふんわり、でもちゃんと噛みごたえもある」

と感じていただけるとしたら、
それは 粉のブレンドと水分量のバランス
何度も試して調整しているからかもしれません


2. 水は“ただの水”じゃない?

パンづくりにおける水の役割は、

  • 小麦粉のデンプンをふやかす

  • グルテンを形成する

  • 酵母を活性化させる

など、とても大きいです。

当店では、
地域の水道水をベースにしながら、

  • 季節による水温の変化

  • ミネラル分のバランス

を見て、
水温調整や氷水の使用などで
生地の状態を安定させるようにしています⏱

夏は水温が高くなりやすいので、
冷水や氷を使って

「こね上がり温度」を一定に保つ

ことが大切です


3. 塩は“しょっぱくするため”だけじゃない

パンづくりに欠かせない塩。
その役割は味付けだけではありません。

  • 生地をきゅっと引き締める

  • 発酵のスピードをコントロールする

  • 小麦の甘みや風味を引き立てる

など、
**パン全体のバランスを整える“縁の下の力持ち”**でもあります。

当店では、

  • 焼き菓子には甘みを引き立てるまろやかな塩

  • ハード系のパンにはミネラル感のある塩

と、パンの種類によって塩を使い分けることもあります


4. 酵母はパンの“性格”を決める存在

パンを膨らませる酵母には、

  • インスタントドライイースト

  • 生イースト

  • 自家製酵母(レーズン・ヨーグルト・りんごなど)

など、さまざまなタイプがあります。

◆ イースト vs 自家製酵母

イーストの特徴

  • 扱いやすく、安定した発酵

  • スケジュールが組みやすい

  • ふんわり軽い口当たりのパンに向く

自家製酵母の特徴

  • 香りや酸味など“個性”が出やすい

  • 発酵管理が難しく、手間がかかる

  • どっしりとしたパンやハード系に向く

当店では、

  • 食パンや菓子パン:イースト中心

  • カンパーニュなど一部のハードパン:自家製酵母と併用

というように、
パンごとに「ちょうどいい酵母」を選ぶようにしています


5. バター・油脂・砂糖…“脇役組”のセンスがパンを変える

ふんわりリッチな食感のパンには、

  • バター

  • ショートニング

  • 植物油脂

などの油脂類が入ります。

また、

  • 砂糖

  • はちみつ

  • 水あめ

などの甘味料は、
甘さだけでなく “しっとり感” にも関わってきます。

◆ たとえば、同じ「クリームパン」でも…

  • 生地にバターを多めに入れれば、コクのあるリッチな味わい

  • 砂糖を控えめにして、クリームの甘さを際立たせる

  • 逆に、生地に少しはちみつを入れて香りをプラス

など、
配合のバランスを変えることで
「お店ごとの顔」がしっかり出るのがパンづくりのおもしろさです


6. アレルギーや健康志向への工夫

最近は、

  • 小麦アレルギー

  • 卵・乳アレルギー

  • 健康志向(糖質・脂質を気にする方)

など、お客様のニーズも多様になっています。

すべてに対応できるわけではありませんが、
当店ではできる範囲で

  • 卵不使用の食パン

  • バターを使わずオリーブオイル仕立てのパン

  • 砂糖控えめ・全粒粉入りのヘルシーパン

などもご用意しています✨

「うちの子、卵アレルギーなんです…」

とお悩みの親御さんに、

「このパンは卵を使っていませんよ」

とお伝えできるとき、
パンが“安心して選べる選択肢”になれた気がして、とてもうれしくなります。


7. 「素材の話」をするのも、パン屋の大事な仕事

レジでお客様とお話していると、

  • 「このパン、何が入ってるんですか?」

  • 「どのパンが一番小麦の風味を感じられますか?」

と聞いていただけることがあります。

そんなときは、

  • どの粉を使っているか

  • 発酵にどれくらい時間をかけているか

  • どんな食べ方がおすすめか

を、できるだけわかりやすくお伝えするようにしています

パンは、
「なんとなく選んで食べてもおいしい」 食べ物ですが、

「どんな素材から、どんな手間でできているか」

を知ってもらえると、
もっと味わい深く楽しんでいただけるはずだと思っています


8. まとめ:シンプルだからこそ、“素材と向き合うパンづくり”を

  • パンはシンプルな材料だからこそ、小麦粉・水・塩・酵母の質で大きく変わる

  • 小麦粉の種類・酵母の選び方・油脂や砂糖の配合…細かなバランスがそれぞれのパンの個性に

  • アレルギーや健康志向にも、できる範囲で素材から寄り添うことが大切

  • 「何が入ってるの?」と聞かれたときに、胸を張って説明できるパンづくりを目指している

次にパンを食べるとき、
もし少し余裕があったら、

「このパン、どんな粉を使ってるんだろう?」
「どんな人が、どんな気持ちで作ったのかな?」

と想像してみてください

きっといつものパンが、
少しだけ特別な一口になるはずです

 

 

あいのベーカリー通信~“お腹”だけじゃなく“心”も満たす~

皆さんこんにちは!

食パン家あいの更新担当の中西です。

 

 

~“お腹”だけじゃなく“心”も満たす~

 

 

大型スーパーやコンビニが増えた今でも、
個人店のパン屋に足を運んでくださるお客様がたくさんいます。

「つい寄りたくなるパン屋さん」

って、どんなお店だと思いますか?😊

今日は、
**「地域の中でのパン屋の役割」**という視点から、
私たちが大事にしていることや、
お客様とのエピソードをお話してみたいと思います✨


1. 「いつもの」がある安心感🍞

パン屋には、
それぞれのお客様の「いつもの」があります。

  • Aさんは、毎週土曜日に食パン2斤とクロワッサン🥐

  • Bさんは、出勤前にコーヒーとハムチーズサンド☕

  • Cさんは、お子さんのおやつにメロンパンとクリームパン🍈

レジに並ばれた瞬間、
「今日はいつものですね☺️」と
自然に声をかけられるくらい、
お客様の好みはだんだんと頭に入ってきます。

「ここに来れば、あのパンがある」
「あの人が笑顔で迎えてくれる」

そんな “日常のルーティン”の一部になれることは、
町のパン屋にとってとても幸せなことです🍀


2. 子どもたちにとっての“小さなワクワクの場所”👦👧✨

放課後や休日の午前中、
小さなリュックを背負った子どもたちが
お小遣いを握りしめてパンを買いに来てくれることがあります。

  • 「今日は150円までね!」とお母さん

  • 「どれにしようかなぁ…」と真剣な表情の子ども

そんな姿を見ていると、
こちらまで頬がゆるんでしまいます😊

そこで私たちは、

  • 小さめサイズの子どもパン

  • カラフルな見た目のデニッシュ

  • どうぶつの形のパン 🐻🐰

などを用意して、
「選ぶ楽しさ」 を感じてもらえるように工夫しています。

「この前のくまさんパン、おいしかった!」
「次はうさぎのパンがいい!」

そんな声が聞こえてくると、
「よし、次は新しいキャラクターパン考えようかな」と
職人の創作意欲にも火がつきます🔥


3. ご年配のお客様の“健康”と“楽しみ”を支えるパン🥖

年齢を重ねたお客様の中には、

  • 固いパンが少し食べづらい

  • 甘さを控えたい

  • 塩分が気になる

という方も多くいらっしゃいます。

そこで私たちは、

  • ふんわりやわらかい食パン

  • 砂糖控えめのあんぱん

  • 塩分を少し抑えたテーブルロール

など、
身体にやさしいパンも意識してラインナップに入れています🌱

「最近、固いものがかじれなくてね…」
とおっしゃるお客様には、

「この食パンならトーストしても柔らかめですよ😌」

とお伝えしたり、

「パン粥にするなら、このパンが向いていますよ」

と食べ方をご提案したりすることも。

パンを通して、
お客様の“食べる楽しみ”が少しでも長く続いてくれたらいいな、
という気持ちでお作りしています😊


4. 地元の素材とコラボする楽しさ🍠🥬🧀

地域に根ざしたパン屋として、
私たちが大事にしていることのひとつが、

「地元の素材を使ったパンづくり」 です。

  • 近くの農家さんのさつまいも🍠

  • 地元の養鶏場のたまご🥚

  • 近隣の牧場の牛乳やチーズ🧀

などを使わせていただくことで、

  • 素材そのもののおいしさをパンで表現できる

  • 地元の生産者さんと一緒にPRができる

  • 「地元のものを地元の人が買う」循環が生まれる

という良い流れが生まれます✨

「このパン、〇〇さんのいもなんだって?」
「このタマゴ、前にテレビに出てた養鶏場のやつだ!」

と、お客様との会話のきっかけにもなります😊


5. 季節のイベントは、パン屋にとっても大きなチャンス🎃🎅🎍

季節ごとのイベントは、
パン屋にとって アイデアを形にできる楽しいタイミングでもあります。

  • 春:いちごのデニッシュ🍓、桜あんぱん🌸

  • 夏:カレーパンフェア🌞、ひんやりクリームパン

  • 秋:さつまいも・栗・かぼちゃの秋パン祭り🎃

  • 冬:シュトーレン、クリスマスリースパン🎄

など、
「季節を感じるパン」を続々と登場させることで、

「今の時期はどんなパンが出ているかな?」

と、ワクワクしながら来ていただけるお店を目指しています😊


6. パン屋は“人と人がつながる場所”でもある🤝

レジの前やイートインスペースでは、
お客様同士のこんな会話が生まれることもあります。

  • 「そのパン、おいしいですよね〜!」

  • 「その新作、もう食べました?」

  • 「うちの孫がこのパン大好きで…」

知らない同士でも、
「同じパンが好き」というだけで
ふっと距離が縮まる瞬間があります。

私たちスタッフも、

「この方とあの方、好みが似ているなぁ」

と感じたときには、

「こちらのパンもきっとお好きかもしれませんよ😊」

と“パンをきっかけにした会話”を楽しませてもらっています。

パン屋は、
お腹を満たすだけでなく、
人の気持ちをふんわりあたたかくしてくれる場所

なのかもしれませんね🍞💓


7. 「パン屋さんになりたい!」という子どもたちへ👩‍🍳👨‍🍳

お店に来てくれたお子さんから、

「大きくなったらパン屋さんになりたい!」

と言われることがあります。

そんなときは、

  • パンの名前が書いてあるPOPを一緒に読んだり

  • 生地の写真を見せてあげたり

  • 「朝は早いけど、楽しいよ〜😄」と話したり

**「パン屋っておもしろそう!」**という気持ちを
もっと膨らませてもらえたらいいな、と思って接しています。

いつか本当に修行に来てくれたりしたら…
そんな妄想をしながら、
今日もせっせとパンを焼いています🥐


8. まとめ:町のパン屋は、地域の“小さなしあわせの発信基地”📡✨

  • 「いつものパン」と「いつもの笑顔」がある安心感

  • 子どもからご年配の方まで、ライフスタイルに寄り添ったパンづくり

  • 地元の素材を活かし、季節のイベントでワクワクを届ける

  • パンを通じて、人と人がつながるあたたかい場所

もし、
最近ちょっと疲れているなぁ…と感じたら、
ぜひふらっとパン屋に立ち寄ってみてください😊

焼きたてのパンと、
「いらっしゃいませ!」の声と、
ふんわりとした香りが、

あなたの一日のどこかを、
少しだけやさしくしてくれるかもしれません🥖💛

 

 

あいのベーカリー通信~“おいしい一日”~

皆さんこんにちは!

食パン家あいの更新担当の中西です。

 

 

~“おいしい一日”~

 

 

お客様からよく聞かれる質問のひとつが、

「パン屋さんって、何時から仕込みしてるんですか?👀」

というもの。

レジに立っているときはにこにこ元気な私たちですが、
実はその数時間前から、
お店の中ではすでに“戦い”が始まっています…!🔥

今日は、
**「パン屋の一日」**をテーマに、
どんな流れでパンが焼き上がり、
どんなことを大事にしながら作っているのかを、
できるだけリアルにお話してみたいと思います✨


1. 早朝4:00、まだ外は真っ暗…でもオーブンはフル稼働🌙🔥

街の明かりがまだまばらな時間。
パン屋の一日のスタートは、たいてい 早朝4:00〜5:00 頃です。

「そんな時間から何をしているの?」と思われるかもしれませんが、
やることは山ほどあります💦

  • 生地の発酵チェック

  • 冷蔵庫で一晩寝かせている生地を常温に戻す

  • オーブンの予熱

  • その日の気温・湿度の確認

  • 仕込み表の最終チェック

パンの生地は “生き物”
昨日と同じ配合でも、
今日の温度や湿度によって発酵のスピードが変わります。

「レシピ通りにやればいい」ではなく、
「今日の生地と対話しながら調整していく」

これがパン屋の朝一番の仕事です🍞


2. 生地づくりは「音」と「手触り」で決まる👐🎵

ミキサーに小麦粉・水・酵母・塩・砂糖・バター…
レシピに合わせて材料を入れたら、
スイッチON!⚡

工房には、
ミキサーが生地をこねる「ドドドド…」という音が響きます。

でも、パン作りは
「機械にお任せ」で終わりではありません。

◆ 職人が見ているポイント👀

  • 生地の表面のツヤ

  • ミキサーから上げたときの伸び具合

  • 手に持ったときの重さ

  • 指で軽く押したときの弾力

これらを総合しながら、

「もう少し水分を足そうかな」
「今日は湿度が高いから、こね時間を少し短くしよう」

と微調整をしていきます。

同じ「フランスパンの生地」でも、
季節・天気・粉の状態で微妙に変わるので、
“今日だけのちょうどいいポイント”を探す作業なんです😊


3. 一次発酵…生地を“信じて待つ”時間⏳

こねあがった生地は、大きなボウルや発酵器に入れて
一次発酵へ。

ここで酵母がもぐもぐと糖分を食べて、
二酸化炭素を出しながら生地をふっくらふくらませてくれます。

この時間は、パン屋にとって少しだけホッとできる瞬間でもあり、
同時に “次の段取りを一気に進める時間” でもあります💨

  • 焼き型に油を塗る

  • トッピングの準備(チーズ、お惣菜、クリームなど)🧀

  • サンドイッチ用の具材の仕込み

  • デニッシュ用のバター折り込み準備

  • 焼き上がり時間の逆算

などなど、
工房の中では複数の作業が同時進行で動いています。


4. 分割・ベンチタイム・成形…パンの“顔”が決まる工程😳✨

十分に発酵した生地を触ると、
ふわっとガスを含んだやわらかい感触。

ここから👇

  • 分割(パン一個分に切り分ける)

  • 丸め

  • ベンチタイム(生地を休ませる時間)

  • 成形(形を作る工程)

へと進みます。

ロールパンならくるくると巻き、
バタールなら細長く、
あんぱんなら餡を包み込んで…

この「成形」の工程は、
パンの 見た目と食感を左右する大事なステップです。

きつく巻きすぎると膨らみにくく、
ゆるすぎると形が崩れてしまう。

「ちょうどよくガスを抱えながら、ふっくら焼き上がる形」

をイメージしながら、
手の感覚で整えていきます🥐


5. 二次発酵…“ふっくら”の最終調整💭

成形が終わったら、
パン生地を天板に並べて 二次発酵へ。

ここでは👇

  • 生地が一回りふっくらしているか

  • 表面が乾いていないか

  • 指でそっと押して、ゆっくり戻るか

を確認しながら、
**「オーブンに入れるベストタイミング」**を待ちます。

発酵が進みすぎても、
足りなくても食感が変わってしまうので、
ここは職人の腕の見せどころです😉


6. いよいよ焼成!オーブン前は“現場の最前線”🔥

オーブンを開けるときの、
あの 小麦とバターの香り…🤤

パン屋で働いていて幸せを感じる瞬間のひとつです。

  • フランスパンは高温で一気に

  • 食パンはじっくり時間をかけて

  • デニッシュは層をつぶさないように繊細に

パンの種類ごとに、
温度・時間・蒸気の量を微妙に変えながら焼いていきます。

オーブンの前に立っている職人は、

  • 焼き色

  • 膨らみ具合

  • クープ(切れ込み)の開き方

などを目で追いながら、
「あと1分」「もう30秒」 といった細かい判断を続けています👀


7. 7:30〜8:00、お店に次々と並ぶ焼きたてパンたち🥐🍞🥖

焼き上がったパンは、
少し粗熱をとってから売り場へ。

  • クロワッサン

  • メロンパン

  • 食パン

  • お惣菜パン

  • 菓子パン

トレイに次々と並んでいくと、
店内は一気に “パン屋の顔” になっていきます✨

同時に、

  • サンドイッチの仕上げ

  • レジ前のPOPの設置

  • 試食の準備(状況によって)

  • コーヒーマシンの立ち上げ

など、オープン準備も最終段階へ💨


8. 9:00 オープン!「おはようございます」の声とともに😊

シャッターを開けると同時に、
“いつものお客様”が入ってきてくださることも多いです。

「今日のおすすめはどれ?😄」

と聞かれると、
朝の眠気は吹き飛びます(笑)

  • 焼きたてのタイミングをお伝えしたり

  • 季節限定のパンをご紹介したり

  • 食べ方や保存のコツをお話したり

パンと一緒に「会話」もお届けできるのが、
町のパン屋の楽しさ
だと感じています🍀


9. 午後は「補充」と「仕込み」の同時進行💦

お昼にかけて来店が増えてくると、

  • 惣菜パン

  • サンドイッチ

  • 菓子パン

がどんどん売れていきます。

売れ行きを見ながら、

  • 追加で焼くもの

  • 今日はここまでにして明日に回すもの

を判断しつつ、
裏では 翌日の生地の仕込みも始まっています。

パンは「その日仕込んでその日焼く」だけでなく、

  • 前日から冷蔵発酵させる生地

  • 長時間発酵させて風味を出す生地

などもあるため、
「今日の分」と「明日の準備」を同時に回していく必要があるのです🔄


10. 閉店後も、パン屋の仕事はまだ終わらない🌆

営業が終わると、

  • 残ったパンの整理(フードロス削減の取り組み)

  • 翌日の発注(小麦粉・バター・具材など)

  • 道具や機械の洗浄・メンテナンス

  • 仕込み表の作成

など、やることはたくさんあります。

パン屋の一日は長いです。
でも、

朝一番に焼きあがった食パンを嬉しそうに買ってくださる常連さん
子どもが「このパンが一番好き!」と言ってくれる瞬間

そんな場面に立ち会えるからこそ、
「明日も早起きしよう」と思えるのだと思います😊


11. まとめ:パン屋の一日は、お客様の“朝ごはん”から始まる🍞☀️

  • パン屋の仕事は、早朝から仕込み・発酵・成形・焼成と続く長い一日

  • 生地は毎日状態が違う“生き物”。天候や温度を見ながら微調整している

  • 店頭に並ぶまでには、見えない段取りと細やかな手仕事がぎっしり

  • 「おいしかったよ」「また来るね」のひと言が、何よりのエネルギー源💪

明日の朝、もしパンを手に取る機会があったら、
そのパンの向こう側で動いていた
**「早朝のパン屋の景色」**を
少しだけ思い出してもらえたらうれしいです😊🥐